療育プログラム ヒトツナ麻布教室

PROGRAM

療育プログラム

CONCEPT

コンセプト

ヒトツナ麻布教室のプログラムは、お子様の「楽しい」「やってみたい」と思える活動を多く取り入れています。

お友だち同士で楽しく活動しながら、コミュニケーション・役割理解・参加スキル体の動かし方などを学習します。
個々の困りに応じて適切にアセスメントし、環境調整をしながらステップを踏んで、「できた」の成功体験を積んでいきます。

季節の行事や工作・実験等、様々な経験を重ねる場でもあります。
何よりも大切にしているのは、スタッフや他のお子様とのポジティブな関わりのなかで生まれる「こうなりたい!」「これがやりたい!」の気持ち。
成長に一緒に伴走する教室です。

児童発達支援

〇身辺自立

体全体の使い方や、指先の動きを観察し、日常生活動作の獲得や向上につながる微細運動、全身の運動等を行います。事業所についてからの身支度についてもできる部分はお子様にやっていただき、小さなできたを積み重ね、動作の定着に繋げていきます。

〇作業

机上で取り組む課題をたくさん用意しています。作業療法士のもとで学んできたスタッフを配置しておりますので、つまむ・押し込む・引っ張る・はめるなどといった指先の動作の練習を行い、手先の巧緻性や、手首の動きの獲得につなげていきます。

〇移動

サーキット運動等により、体幹やボディイメージを養います。力の加減、スピードや揺れの感じ方は、お子様の“困り感”の背景に隠れていることがあります。幼稚園等での立歩きや、離席行為についても体の感覚や動きはどうか?という視点で分析し、トレーニングを行います。

〇集団参加

当事業所は、1コマ3~4人の小集団療育となります。個別の環境設定で取り組む課題とはまた異なり、人と人との間だからこその難しさや、楽しさを、子どもたちに感じてもらいたいと考えております。「あの子は、“他者”がいることで成長しているね」ということもあるんです。

〇コミュニケーション

言葉の発達や、気持ちの整理など、まだまだ「伝える」以前に「感じる」ということも未発達が多いお子さまたちなので、スタッフが共感的に関わりながら「こういう気持ちだったね」と言葉にしていくことで、伝える方法や、語彙を増やす支援を行います。やりとりが伴う遊びや、ルールの設定などもお子様の段階によって加えていきます。

〇自己統制

集団や社会の中での癇癪等の行動は、周りから見て社会参加の妨げに感じられたり、本人にとっても選択肢を減らしてしまう行動の一つです。
ですが、集団の中で自分の気持ちを押し込んだり、我慢することだけが自己統制ではありません。自分の不快感や、気持ちを表出することも、自己統制です。自分の気持ちを出したり、引いたり、譲ったり、折れたり、貫いたり。そうしたセルフコントロールについても集団の中で経験していきましょう。